曇りのち晴れ、気温24度、気持ちの良い一日でした。
カンムリワシリサーチ主催で「カンムリワシ観察会」を行いました。
国内希少野生動植物種及び国の特別天然記念物であるカンムリワシについて、生息状況や交通事故が頻発している現状等をお知らせし、カンムリワシとその保護に関する理解を深めていただくことを目的として、カンムリワシリサーチにより定められた旧正月からの1週間を「カンムリワシ週間」と定めて毎年、保護啓蒙活動をしています。
集合場所は「やいま村」。
メンバーの挨拶などなど。
カンムリワシを探しながら、いろんな野鳥も観察しました。
ツバメとリュウキュウツバメを観察中。
昨年は一瞬飛び去るカンムリワシだけ、今年は鳴き声も気配も無し!?
過去10年間は100パーセントの遭遇率でしたが、昨年から出会いが非常に悪くなりました。
カンムリワシ以外の鳥も少なめ。
餌が居ない、餌動物が住めない??なにかしらの変化が出を悪くしているのだと思います。
道中遭遇した愛想の良いリュウキュウメジロ。
やいま村に戻って、12年前に救護された「よんなー君」を観察。
飛ぶ気はあるけど翼が折れているので飛べないのです。
永久飼育。
悲しい言葉です。
メンバーから交通事故等の現状説明中。
やいま村内の古民家内でカンムリワシ写真展も行っています。
地元中学生の2人が「鷲ぬ鳥節」披露してくださりました。
下の画像の数字、非常に危機的状況だと分かりますよね。
人との距離が近い鷲だけに、数が減っているという危機感が薄いのですが、現状で何羽が生息しているかが判らない状況で下画像の数字は異常です。
交通事故も問題ですが、追い討ちかけるように大型リゾート開発、環境アセス無しで強行に着工しようとしている自衛隊基地開発、カンムリワシの未来は明るくは無いです。
カンムリワシリサーチ http://kanmuriwasi.web.fc2.com/
今年も興和光学 株式会社さんから双眼鏡をお貸しいただきました。
有難うございました。
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