10月22日午前に観察、撮影。
広い農耕地沿いで1羽の小鳥がサトウキビ畑へ飛び去りました。
距離がありましたが、地面では無くサトウキビの茎辺りに止まったのが解りました。
双眼鏡で確認するとムネアカタヒバリのような?小鳥が止まっていました。
ムネアカタヒバリは地面から地面に飛ぶイメージなので、行動パターンがムネアカタヒバリとは違います。
カメラを構えると、飛び立ち、地面に落ちている枯れ草に止まりました。
かなり距離がありましたが、ムネアカタヒバリの冬羽とは違いました。
胸の縦斑が細く薄く少ない、胸から脇にかけて淡い色合いです。
画像では分かりにくいですが足は肉色で後の爪が短いです。
眉斑はやや不明瞭。
嘴はやや太めで黒褐色、下側は肉色がかっています。
頭部、背に黒褐色の縦斑が目立ちます。
頭、背の色合いはムネアカタヒバリともビンズイとも違い、マキバタヒバリのような感じもある淡褐色。
現場ではムネアカタヒバリ冬羽?マキバタヒバリ?ヨーロッパビンズイ?でしたが、
自宅の撮影した画像を拡大して良く見るとヨーロッパビンズイでした。
石垣島では初めての記録となります!!
同じ角度しか撮影出来なかったのが残念!!
2、3分くらい観察していたらキョロキョロし始めました。
正面から見ると縦斑が細く少ないのが良く分かります。
聞き慣れない声を一回発したような気がしたのと同時に飛び去っていました。
石垣島では初めての観察記録となります。
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