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国内で越冬する絶滅危惧種サシバの新たな保全プロジェクトにご支援を!

国内で越冬する絶滅危惧種サシバの新たな保全プロジェクトにご支援を!

https://readyfor.jp/projects/jspb2023

はじめに

 

サシバは、中国から韓国、北朝鮮、日本で繁殖し、フィリピン等で越冬する、絶滅危惧II類に指定されている渡り鳥です。

 

日本では、青森県から鹿児島県にかけて繁殖し、奄美大島より南で越冬します。フィリピンでは毎年3月頃に10万羽を超えるサシバが北上して海に出ていくことが確認されています。日本で繁殖する個体もフィリピン以南まで渡り越冬していますが、実態の把握は難しくその詳細はあまり分かっていません

 

日本に古くからある里山環境を好み、そこで子育てをしてきたサシバ。つまりは日本の文化と共に生きながらえてきた鳥です。猛禽類という生態系の頂点に立ち、海外に渡っていく生態は、日本を代表する鳥であり、国際間をつなぐ鳥類の一つです。

 

そのサシバが絶滅の危機に瀕しています。私たち日本鳥類保護連盟は、国民が一緒になって守っていく社会を実現したいと考えています。

そこでこの度、サシバを守るための生態調査資金を募るべく、クラウドファンディングに挑戦することを決めました。

 

クラウドファンディングを通して、サシバを守っていかなければいけないこと、守るためにはどうしていくべきかを広く啓発していければと考えています。サシバの保全という取り組みを外から眺めているのではなく、クラウドファンディングへの寄付を通して、日本の国民が一丸となりサシバの保全に向けた具体的なアクションの一歩を踏み出すことに繋げていけたらと思います。

 

この活動は、国際サシバサミットを運営する団体、アジア猛禽類ネットワーク、日本自然保護協会、日本野鳥の会、そして現地団体として奄美野鳥の会が協力団体として参画しています。日本鳥類保護連盟も国際サシバサミットの運営に参画しています。

国際サシバサミットとは、国境を越えて渡りをするタカの仲間・絶滅危惧種サシバの繁殖地、中継地、越冬地の国々が集い、国々が協力してサシバの明るい未来について考える場として2019年より開催されています。2019年は栃木県市貝町、2021年に沖縄県宮古島で開催されました。今後は、今年10月に台湾で、来年3月にフィリピンのサンチェスミラで開催が予定されています。

国境を越えて渡りをするサシバを保全していくため、この活動の結果は国際サシバサミットでも共有され、国際協力による保全活動に役立てられます。

https://readyfor.jp/projects/jspb2023

ご寄付の使いみち

 

本プロジェクトを通して皆様からいただいたご寄付は、絶滅危惧II類に指定されている渡り鳥の「サシバ」を保全するための生態調査にかかる費用として、大切に活用させていただきます。

 

https://readyfor.jp/projects/jspb2023


お問い合わせはこちらから。

Tel 0980-87-9230

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