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2016-07-12

石垣島のカエル

石垣島には固有種8種、外来種3種のカエルが確認されています。
石垣島では年間を通してカエルの鳴き声、姿を観察出来ます。


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サキシマヌマガエル

アカガエル科

英名:Sakishima Rice Frog
学名:Fejevarya sakishimesis

分布:先島諸島

生態:民家周辺、耕作地、森林、海岸沿いなどと幅広い場所に生息している。
繁殖期は、3月から9月頃で水田の他、一時的な水たまりなどの浅い止水に産卵します。
冬季、寒い日は地面、落ち葉等にもぐり、活動が鈍り観察が難しいです。
2007年12月にヌマガエルの亜種から固有種となりました。
カエルらしい鳴き声でグゴログゴロって感じで鳴きます。

成体オス:41-57(平均49)mm
成体メス:50-69(平均58)mm


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ヤエヤマハラブチガエル

アカガエル科

英名:Yaeyama Harpist Frog
学名:Rana (Nidirana) psaltes

分布:石垣島、西表島
生態:平地から山地にかけて分布します。
繁殖期は2月頃から11月で沼地、休耕田などに穴を掘って産卵します。
トントン・・・と鼓を打つような声で鳴きます。

成体オス:42-43(平均42)mm
成体メス:42-44(平均43)mm


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オオハナサキガエル

アカガエル科

英名:Large Tip-nosed Frog
学名:Rana (Eburana) supranarina

分布:石垣島、西表島
生態:森林等に生息する。繁殖期は、9月中旬から3月で、産卵周期が数回ある。
産卵場所は、比較的綺麗な水場で山地渓流、池、ダムなど。
コガタハナサキガエルと比べると生息域は広い。
鳴き声はコガタハナサキガエルに似ていますが、少し粘っこくピニュって感じで鳴きます。

成体オス:59-77(平均68)mm
成体メス:81-115(平均93)mm


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コガタハナサキガエル

アカガエル科

英名:Utsunomiya’s Tip-nosed Frog
学名:Rana (Eburana) utsunomiyaorum

分布:石垣島、西表島

生態:山地の渓流麓から渓流上流部にまで生息しています。
繁殖期は12月頃から3月頃です。産卵場所は山地渓流と綺麗な水場に限られます。
鳴き声はオオハナサキガエルに似ています。ピヨッって感じで鳴きます。

成体オス:40-48(平均44)mm
成体メス:46-60(平均54)mm


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リュウキュウカジカガエル

アオガエル科

英名 Ryukyu kajika frog
学名 Buergeria japonica

分布:トカラ列島口之島以南の南西諸島

生態:低地から山地にまで広く分布している。
繁殖期は4月から9月で、渓流沿い、池、水たまり等に産卵します。
シュルシュルシュルルル・・と美しく可愛らし声で合唱します。

成体オス:25-30(平均28)mm
成体メス:27-37(平均35)mm


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ヤエヤマアオガエル

アオガエル科

英名:Owston’s Green Tree Frog
学名:Rhacophorus owstoni

分布:石垣島、西表島
生態:住宅地周辺から森林まで生息しています。
繁殖期は12月頃~5月頃までが盛んですが、周年繁殖している。
池、沢、側溝、マンホール等の水場の側面、枝上などに泡状の卵塊を生みます。
コロコロ・・・って感じで軽快な鳴き声です。

成体オス:42-51(平均45)mm
成体メス:50-67(平均56)mm


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ヒメアマガエル

ヒメアマガエル科

英名:Ornate Narrow-Mouthed Frog
学名:Microhyla(Diplopelma) ornata

分布 :奄美大島以南の南西諸島

生態 :住宅地周辺から耕作地、森林と幅広く生息している。
落ち葉、芝生等の中に潜って居ることが多い。
繁殖は2月頃から10月頃が盛んですが周年繁殖していう感じです。
水場であれば何処でも産卵しています。
小さな水たまりにも産卵します。
日本一小さなカエルですが、見た目はそれほど小さく見えない感じです。
小さいのに鳴き声は非常に大きくコロコロ・・・と楽器ギロのような音色で鳴きます。

成体オス:22-26(平均24)mm
成体メス:24-32(平均28)mm


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オオヒキガエル

ヒキガエル科

英名:Marine Toad
学名:Bufo marinus

分布:宮古島、伊良部島、北大東島、南大東島、石垣島、父島、母島
生態:耕作地、住宅地、森林、海岸沿い等幅広く生息している。

石垣島では沖縄県最高峰オモト岳山頂付近にも生息している。
繁殖期は暖かい春~秋が盛んですが、
周年チャンスがあればしているようです。
冬季、寒さは苦手のようで、寒い日は地面、落ち葉、穴等に潜り動きが鈍ります。
海岸付近の潮水が混じる水場でも産卵をしています。
鳴き声は大きな声でボボボボ・・とドラムを連打するように鳴きます。

成体オス:89-124(平均110)mm
成体メス:88-155(平均112)mm


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シロアゴガエル

アオガエル科

英名:White-Lipped Tree Frog
学名:Polypedates leucomystax leucomystax

分布:沖縄島本島、宮古島、石垣島、与那国島

生態:住宅地周辺から農耕地、山林等に生息しています。
5月頃から9月頃が繁殖期です。
繁殖期以外の時期に観察するのは困難です。
泡状の卵塊を側溝の側面、池等の水場の枝上に生みます。
ヤエヤマアオガエルの卵に似ていますが、色が茶褐色味が強いの識別は可能です。
石垣島では2007年春に繁殖が初観察されました。
2009年春の時点で北西部まで分布が広がっています。
鳴き声はグエッと単発鳴きで大きく鳴きます。

成体オス:47-52(平均49)mm
成体メス:63-73(平均69)mm


ウシガエル

写真ありません。

アカガエル科

英名:Bull frog
学名:Rana catesbeiana

分布:石垣島、小浜島

生態:石垣島では北西部に生息していると言われているが、
私は未だに姿、声を観察したことが無い。
正確な情報、近年の観察記録は不明。

一般的に繁殖は5月~9月頃までとなっていますが島内では不明。
大きな声で牛のように鳴きます。
食用で持ち込まれたので、
ほとんどが食べられたのかもしれません。
地元の方々から「美味しいかった。」と聞いています。

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